ブログ
2025年の新築補助金情報(速報)
現在、国が行っている「子育てエコホーム支援
事業」ですが、補助金申請額が予算上限に達し
次第、もしくは令和6年12月31日をもって
交付申請の受付が終了となります。
その後はどうなっちゃうんだろう?と
思っていましたが、令和6年11月29日に、
令和6年度補正予算案が閣議決定され、
「子育てグリーン住宅支援事業 」が盛り込まれました。
この事業、確定したものではありませんが、
現在発表されている通りの内容だと、
当社が通常行っている建築レベル(長期優良
住宅)では、子育て世帯等※1において、
80万円/戸の補助額となります。
※1 子育て世帯等とは、「18歳未満の子を有する世帯」または「夫婦のいずれかが39歳以下の世帯」
なお、建替前住宅等の除去を行う場合は、
20万円増で補助額100万円/戸となっています。
ただ、「建替前住宅等」の定義が、「住宅の新
築にあわせ、建替前に居住していた住宅など
建築主(その親族を含む)が所有する住宅
を除去する場合」となっており、
古家付きで購入して居住履歴がない場合は、
該当しない可能性もあるので、正式決定後に
詳細を確認する必要があります。
さて、昨今の補助金で「子育て世帯等」だけが
補助対象となることがあり、それ以外の世帯
からご不満の声をいただくこともあります。
今回は、そうした声に配慮したのか
「すべての世帯」向けの補助金も出ています。
それが、「GX志向型住宅」です。
補助額は160万円/戸。
「GX志向型住宅」・・・初めて聞きましたが、
どうやら長期優良住宅より上の断熱性能
(等級6以上)で、エネルギー消費量の
削減率が高いもの、太陽光発電を設置した
もの等を意味しています。
※寒冷地、都市部等の地域により、内容が異なります。
土地の価格高騰、建物価格の上昇、金利の上昇
などの逆風が吹く中、こうした補助金はうまく
活用したいところですよね。
今後も適宜、情報発信をしていきたいと思います。
土地、建物、諸費用を含めた全体の資金計画からご相談を承っています。
「土地」「建物」「お金」の国家資格を併せ持つアドバイザーが対応します。