旗竿敷地の間取り例

お客様から最も多いお問合せが、
「どんな間取りになっているんですか？」

気になるのは当然ですよね。

ただ、「間取り」は敷地との兼ね合いで、
「良く」も「悪く」もなってしまいます。

ですから、間取りだけを切り取って
見ていただいても意味がありません。
逆に変な誤解を生んでしまう危険性さえ
あります。

でも、気になりますよね？

と言うことで今回は過去にご提案した
「敷地環境をふまえた間取り例」
をご紹介してみたいと思います。

仙台･･･まだ土地が高いですよね。
お手頃なところを探していると、良く出くわす
のが「高低差がある土地」と「旗竿敷地」。
高低差がある土地に関しては、
がけ条例との兼ね合いがあるので特に
注意が必要です。

一方で旗竿敷地の方は、それほど問題では
ないけれど、
「この土地で住みやすくできるるんだろうか？」
と思い、なかなか手が出しにくいようです。

そこで今回は、過去に旗竿敷地で行った
プラニングをご紹介してみます。

※こちらの事例は、検討中に土地が売れて、
日の目を見ることがなかったプランです。

図の黄色いところが敷地です。

公道から入った私道に２m接しています。
周辺は家、家、家です。

北側からのアプローチなので、必然的に駐車場は北になります。
しかも車の転回スペースも必要なため、
より一層駐車スペースが余裕が欲しい
ところです。

すると、建物が南側に寄ってしまいます。

「リビングが暗くならないか？」
「風通しはとれるのか？」
「プライバシーは確保できるのか？」等、
不安になってしまいますよね。

こちらが提案したプランです。
（背景が広々としすぎですが、、、）

まずは外観。道路から見えるこの面は「顔」。

実際に見えそうなのが、黄色丸の辺りです。
駐車スペースをとりつつ、印象的でかつ
ムダのないデザインにしてみました。

必要以上の窓をつけておらず、室外機なども
出てこないよう配慮しているので、
スッキリとして外壁の汚れ対策にもなります。

続いて内観。

LDK、中庭付近をご覧ください。
中庭に面する窓は高さ2m40cm、幅3ｍ50cm
程度で、十分な明るさを確保すると共に、
風通しにもしっかり配慮しています。

外から見られない中庭で心置きなく
バーベキュー！というのもいいですよね。

中庭は、日向ぼっこや小さなお子さんの
遊び場としても使えます。

キッチン背面にパントリーがあるので、
戸を閉めてしまえばスッキリと生活感を
隠すことができます。

その他、全体的な間取り

玄関脇の収納：土間の収納を計画しました。
外で使うものやキャンプ用品なども
格納できます。

中庭は物干しスペースとしてもご利用
いただけます。
洗濯機からすぐ近いですし、外から洗濯物が
見えないというのもポイントです。

子供室は、当初は広く、後で仕切れるような
配置にしています。
リビングから近いので、おもちゃや
ランドセルなども片付けやすいですね。

いかがでしょうか？

敷地条件に関わらず、
「明るく・開放的に・風通し良く」
を考えて一棟一棟プランを作ります。

不動産の免許も持っていますので、
土地からのご相談もお受けしています。

「今だけでなく、未来を考える」
暮らしやすくて、お金をかけすぎない家。
狭い敷地でも、道路の方向に関わらず
明るく開放的な家が建てられます。

どんな家が建てられるの？
どんなステップで家づくりをしたらいいの？
具体的にはどんなコンセプトの家づくりなの？

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