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土地代だけで土地は買えません
現在、約8割の方は新たに土地を購入して
家を建てていると言われています。ですから、予算配分として総予算4000万円
土地が2000万円、建物が2000万円のように
お考えなることも多いそうです。
しかし、この予算配分だと2000万円の
土地は買えないんです。
「消費税ですか?」
いいえ、土地に消費税はかからないんですが、
いろいろな「諸費用」がかかります。
今回は諸費用の中でも、土地の購入で
必要になる「仲介手数料」に絞って
お話ししてみたいと思います。
土地購入には不動産屋が関わります
本日もブログをご覧いただき、
ありがとうございます。
宮城県仙台市で、生活しやすくカッコいい、
しかも無駄がなく、家計にやさしい家づくりを
プロデュースしているSIMPLE NOTE
仙台泉スタジオの柏倉勉です。
一般の方が土地探しをする場合、
不動産情報のサイトを見たり、不動産屋に
土地情報を聞きに行かれると思います。
そこで情報を見せていただいた際、資料の
どこかに「取引様態」が記載されています。
そこに「媒介」という文字があれば
「仲介手数料」が発生します。
仲介手数料って何?いくらかかる?
そもそもなぜ、仲介手数料が必要
なのでしょう?
ご自宅を建てるために土地を買う方
の多くは一般の方です。
一方で、自分の土地であっても、
好き勝手な建物を建てる事はできません。
様々な法律の規制があります。
また、中には上水道や下水道の引込みが
されていなくて、買った後で予想外の
費用が発生する土地もあります。
ですからそういった事を調査し、「この土地
はこういう規制がある土地です。それを
ご了解してくださいね」と説明して、安心
して購入していただくために不動産屋が
間に入るのです。
その他にも、間違いない金銭のやりとりや
登記の手続きをアシストする等の役割も
担います。
その業務に対しての報酬が仲介手数料
というわけです。
なお、手数料の額は、法律で上限が決まって
います。土地代金が400万円以上の場合は、
(土地代金×3%+6万円)×消費税額
となっています。
あなたの購入する土地が2000万円だとしたら
72万6千円かかります。
結構大きいですよね?
仲介業者はどうやって決まる?
一般に、土地を売却する方は特定の不動産屋と
事前に契約を結びます。
「この土地を○円で販売してください。
報酬は△円です。有効期間は□ヶ月です」
といった感じの内容になっています。
この売主さんにつくのが「元付け」と呼ばれる
仲介業者です。
一方で、土地を買いたいと思っている方の
仲介業者は「客付け」と呼ばれます。
不動産紹介サイトで物件の掲載をしている
会社の多くは「元付け」業者になります。
「元付け」と「客付け」は1社で兼ねる
事もできるので、あなたがそのサイト経由で
問合せをすると、自答的にその不動産屋が
「客付け」も兼ねることになります。
※この場合、不動産屋は売主と買主の双方から
仲介手数料をいただくことができます。
もし、あなたが知合いに不動産業者がいた場合、
その方を通して購入の手続きを進めていけば、
「客付け」はお知合いの方にすることも
できます。
販売価格は希望価格
ちなみに、土地は販売価格でなければ
買えない訳ではありません。
ここは売主さんとのご相談です。
仲介業者を通じて、買主であるあなたの希望
価格で交渉してもらうことも可能です。
(そうできるかは分かりませんが)
今日のまとめ
今回は土地を購入する際に必要になる
「仲介手数料」についてお話ししました。
土地情報のチラシやサイトに
「取引様態:媒介」とあるものについては、
仲介手数料がかかります。
ちなみに、当社では宅建業(不動産屋)の
免許も持っています。
当社に家づくりをご相談されている方に限り
仲介手数料を割安にしています。
(そもそも仲介に入らなくてもアドバイスや
契約の立ち会いをすることが多いですし、、、)
家づくり、土地探し、資金計画などの
ご相談は「こちら」からお願いします