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住宅地の地価上昇率2位の宮城で、コストを抑えながらいい家を建てるには?
3月19日、国土交通省では、1月1日時点の公示地価を発表しました。
東北では、宮城県の上昇率が住宅地で全国2位だそうです。
確かにここしばらく、売り物件の価格をみていると、
仙台市を中心にグッと高くなっています。
「これから土地を購入して家を建てたい!」と思っている方には
辛い状況ですよね。
では、こうした「土地が高い」という状況の中、コストを抑えつつ、
いい家を建てる方法はないものでしょうか?
今日はそうしたことについてコメントしてみたいと思います。
重視されている「公共交通機関へのアクセス」
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心地よく暮らせるデザイナーズ住宅をプロデュースしている
SIMPLE NOTE仙台泉スタジオの柏倉勉です。
さて、きょうはまず「土地」のことからなんですが、
住宅金融支援機構が実施している「住宅市場動向調査」によると、
一般の方が住宅事業者選びで重視するポイントでは、
「建物の性能」がもっとも高いのですが、
それに続くのが「住宅の立地」でした。
そして中でも「公共交通機関へのアクセス」を重視するとの回答が
42.4%と、最も高かったんです。
確かにお客さんと話をしていると、人気が高いのが「地下鉄沿線」。
地下鉄南北線の場合、当社の立地場所と関係があるのか、
泉中央駅~台原駅あたりのご希望が特に多いのです。
しかしこのエリア、比較的平坦な場所をご希望されると、なかなかありません。
そもそも泉区は坂がある住宅地が多いですからね。。。
比較的平坦というと、泉中央駅や八乙女駅付近ということになりますが、
徒歩30分以内で調べると、泉中央駅の場合は坪90万円以上しかありません。
八乙女駅でも坪50万円付近が多くなっています。
(2019.3.31レインズでの検索情報)
他にも地下鉄沿線だと南北線の富沢駅周辺や東西線の荒井駅、
薬師堂駅周辺も人気ですが、こちらもグッと土地の値段が高いです。
現実的に考えると、よほど経済的に余裕がないと、
土地を買うだけで精一杯になってしまいます。
無理をすると、その後の生活や教育費などにも
しわ寄せが行ってしまいます。
では、ある程度立地がよい場所で、土地価格を抑えて家づくり
をする方法は全くないのでしょうか?
誰が見てもよさそうな土地は避ける
可能性・・・ない訳ではありません。あるとしたら、それは
「人気がない土地を買うこと」です。
一見して、誰が見てもよさそうな
・接している道路が広くて
・南や東側に道路があって
・敷地全体に太陽があたっている
といった土地は、避けましょう。すぐに売れてしまいます。
また、値引きはあまりできないと思ってください。。
ただ、人間、都合がいいもので、自分だけは掘り出し物のいい物件を
買える。探せば掘り出し情報があると思い込んでいるんです。
はっきり言います。「ないです」
一方で、
・変形敷地(三角形だったり、、、)
・旗竿敷地(通路の奥にある敷地)
・日当たりが悪そうに見える敷地
こうした土地は、欲しいと思う人が少ないので、価格も抑え気味です。
また、値引き交渉が可能な場合も多いのです。
(こうした土地でも現在は、当初の価格設定が高くなっています)
ただ、高低差があって玉石やブロックで土留めがされている土地は要注意です。
擁壁工事でかなりの費用が発生する危険性がありますので、、、。
そもそも土地に良し悪しはない
「この土地、全体的に日陰ばっかりだな・・・」と仮に思っても、
1階の床は地面から60cmくらい高くなりますし、
太陽の光は建物のより高いところから採り込んだり、
間接光として採り込んだりする工夫は建築によって可能です。
土地にあわせて建物のプランを作れる、だからこその注文住宅なんです。
土地の状況、周辺状況にあわせて、最適な設計を考える
それができなかったら注文住宅の意味はありません。
ですから、一見「悪い」と思われている土地でも
明るくて暮らしやすい家をつくることができます。
ただ、そのためには 今までの家づくりの「既成概念」を
取り払う必要があるかもしれません。
間違った既成概念を取り払う家づくりをSIMPLE NOTEでは行っています。
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