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長期優良住宅ってみんな同じなの?
今日は国土交通省の「住宅の取得・改修に関する支援制度説明会」
に行ってきました。
ここ数年、毎年行われていて、新年度にどのような
補助金事業が行われるか等の説明がされます。
特に今回は、消費税率引上げに伴う支援策などのお話が
多くなっていました。
個人的には、「地域型住宅グリーン化事業」で長期優良住宅の
補助金があることを確認できてよかったです。
得られるメリットは同じですが
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心地よく暮らせるデザイナーズ住宅をプロデュースする
SIMPLE NOTE仙台泉スタジオの柏倉勉です。
長期優良住宅・・・家づくりをお考えの方ならば、
聞いたことがある方が多いと思います。
耐震性・省エネ性・劣化対策・維持管理のしやすさ等で
一定の高性能を満たした住宅で、税金面や
住宅ローンの金利優遇など、さまざまなメリットがあります。
こうしたメリットに関しては、「長期優良住宅」であれば
共通に恩恵を受けます。
さて先日、来社したお客さんがこのように仰っていました。
「ハウスメーカーから、『当社なら長期優良住宅にできますよ』
と言われたんですが、他の会社ができないわけではないんですよね?」
はい、その通りです。
ただ、各社でアプローチが違ったりはします。
別の物に例えて言うと、
「長期保存がきく食品」にしたい場合、
・天日干しをして干物にする
・塩漬けにする
・保存料をたっぷり入れる
等、さまざまな方法があります。
どれも「長期保存がきく」という目的は満たしますが、
アプローチは違いますよね?
そして、どのアプローチを好むかは明確に個人差がでると思います。
同様に、長期優良住宅の要件としてある耐震性
(構造の安定)についても、
・筋かいを使用する
・構造用合板を使用する
・他の認定を得たパネルを使用する
等の方法があります。
そして、それぞれ何故そのようにしているかの理由があります。
(あるはずです)
省エネ性に関しても、
・外張り断熱にする
・充填断熱にする
・ダブルで行う
等、方法は様々です。断熱材の種類だっていろいろあります。
どの方法でも、認定をとるには一定の性能を担保できればいいのです。
「長期優良住宅」という結果は同じでも、各社が選択している手法と、
その理由を確認してみると、違いを感じることができるかもしれませんね。
中小企業限定の補助金
ちなみに、お金のことだけでいうと、中小企業に限り
長期優良住宅の建築に100万円の補助金が出ています。
(これがグリーン化事業の一部で、お客様がもらえるものです)
細かい条件については、文章にするには複雑なので直接聞いてください。(笑)
※SIMPLE NOTEの家はこの補助金対象にできます。
なお、ハウスメーカーだったり、その条件を満たさない工務店であった場合でも、
消費税率引き上げ後、少なくとも来年度は「次世代住宅ポイント」として
長期優良住宅だった場合は35万ポイント(35万円相当)がもらえる予定ですから、
賢く利用してくださいね。
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